そのサイズ・車重・エンジン特性・ハンドリングから、スポーツプジョーの代名詞になっている106S16。クルマの性格上、スポーツ走行を主体にして乗られていた個体も多く、そこそこの距離を走っているものは、パーツ交換時期を迎える場合が多いです。

 整備履歴のわからない方は、作業を行い、自分なりの整備記録を作り始めてはいかがでしょうか?次に何をやる、という目安になると思います。

  106S16は、他のクルマでは味わえない、独自のスポーティな世界を持った数少ないクルマです。きちんと手を入れれば、気持ち良く楽しめます。
■タイミングベルト+ウォーターポンプ一式交換
\105,000(税・工賃込)
  106をはじめプジョーの定番メンテナンスの一つがタイミングベルト交換。205等、以前は5万kmあたりが目安でしたが、もう少し余裕はありそうです。とはいえ、経年劣化するパーツですし、切れたり、コマ飛びしてしまうと40-50万円コースになってしまうので、予防の意味も含めて早めに交換するのが無難です。

  ウォーターポンプ/サーモスタットもタイミングベルト交換に前後して寿命を迎えることが多く、工賃を考えると同時に交換しておくことをオススメしています。

 そのほか、テンショナー等、同時交換が安心かつお得なパーツ・工賃をセットにしました。

●推奨交換時期:現車の状況にもよりますが5-7万km程度か5-7年に一度程度
●交換部品:タイミングベルト・ウォーターポンプ・テンショナー・Vベルト・クーラント

オプション:
・マルチパーパススーパークーラント使用・・・\6,300
■フロントブレーキ一式交換
\52,500(税・工賃込)
 106に限らず、欧州車のブレーキは消耗品です。通常、パッド2回の交換でローターも交換、とするのが基本。距離でいうとパッドが3-4万km、ローターが6-7万kmが目安でしょうか。

 止まらないクルマは走らないクルマよりはるかにキケンです。ブレーキ関連は他の項目より優先順位は高いといえるでしょう。

 このセットでは純正ローターとご要望の高い低ダストタイプのパッド、メビウス「ユーロエコ」にMOTULのDOT5.1フルードを使用します。また、作業時にはハブ周りの研磨・清掃、パッドの面取り加工ももちろん実施しています。

●推奨交換時期:現車の状況にもよりますが5-7万km程度なら施工価値あり
●交換部品:純正ローター左右・パッド(ユーロエコ低ダストタイプ)左右・MOTULブレーキフルード(DOT5.1)
オプション:
・純正ブレーキホース前交換追加・・・\10,500
・ロータースリット加工+センター部防錆加工・・・\10,500
※他のスポーツローター、パッドのご相談も承ります。
■リアブレーキ一式交換
\47,250(税・工賃込)
 フロントブレーキに比べると地味な存在のリアブレーキですが、106の挙動を考えると重要なパーツです。フロントローターを一度交換しているようであれば、次はリアローターの交換もオススメします。

 フロント同様、作業時にはハブ周りの研磨・清掃、パッドの面取り加工も実施しています。

●推奨交換時期:現車の状況にもよりますが5-7万km程度なら施工価値あり
●交換部品:純正ローター左右・パッド(ユーロエコ低ダストタイプ)左右・MOTULブレーキフルード(DOT5.1)
オプション:
・純正ブレーキホース交換追加・・・\\10,500
・ロータースリット加工+センター部防錆加工・・・\10,500
※他のスポーツローター、パッドのご相談も承ります。
■前後ショック+フロントアッパーインシュレーター一式交換
\94,500(税・工賃込)
 「猫足」と呼ばれるプジョー独特の乗り味を決定する、重要な部品がショック(アブソーバー)。プジョーが社内製にこだわる純正ショックも6-7万kmも走っていれば、本来の性能は発揮しているとはいい難い状態です。新車に近い乗り味を復活させるためにも是非、交換しておきたいパーツです。

 同時に、フロントショックとスプリングを支える、アッパーインシュレーターも硬化しているハズですので要交換。これでかなり乗り味が改善されます。

 また、スプリングも個体によっては交換しても良い頃ですので、ご希望の方はお申し出ください。パーツ代だけの追加でできますのでお得ですし、さらに乗り味が復活します。

 もちろん、リアの車高調整もSSならではのノウハウでフロントに合わせ、実施いたします。 

●推奨交換時期:現車の状況にもよりますが5-7万km程度なら施工価値あり
●交換部品:純正ショックアブソーバーフロント左右・フロントアッパーインシュレーター左右・純正ショックアブソーバーリア左右
オプション:
・純正スプリング交換追加・・・\31,500
※他のスポーツサスペンション、スプリングのご相談も承ります。
■リアサスアームベアリング交換 NEW
\63,000(税・工賃込)
リアサスベアリング 当社でも数多くの台数を作業してきた106S16のリアサスアームベアリング交換。

 ドライバー本人が異常音などで気づくまでにダメージが進んでしまうと、メインのサスペンションクロスメンバーまでもダメージが波及(写真)してしまっていて、修理代も高額になってしまいます。

 走行距離が10万kmを超えた車両や当社以外でローダウンを施工した車両(SSではベアリングに負荷のかかりにくいように作業を実施しています)はかなりの確率で要交換です。

 リアサスの動きがコーナリング時の車体の挙動のキモともいえる106S16。そこそこの走行距離ならサーキット走行前の交換もオススメです。

●推奨交換時期:現車の状況にもよりますが10万km程度なら要交換
●交換部品:純正リアサスベアリング左右
■クラッチオーバーホール
\147,000(税・工賃込)
 新車のクラッチの軽さをご存知ですか?新車から乗り続けている方はご記憶だと思いますが、現在よりもはるかに軽く、スパッと切れ、つながったと思います。

 クラッチワイヤーの劣化によるものが大きいですが、そこそこの距離のクルマでは、クラッチ板の磨耗も進んでいるので、ぜひ、セットで交換しましょう。すべりが出ているようならなおさらです。当社ではおおむね、7-8万kmで施工する方が多いです。

 パワーの伝達効率がよくなるのはもちろんですし、何より、左足の負担が劇的に改善されます!

 また、最近、ドライブシャフトシールのオイル漏れを抱えたクルマを多く見かけます。ひどいものは車検をパスできないような状況のものもありますので、点検時に確認させていただいています。状態によっては、オプションのミッションオーバーホールをご利用ください。

●推奨交換時期:現車の状況にもよりますが7-8万km程度
●交換部品:純正クラッチキット・シフトリンク3本・クラッチワイヤ・油脂類

オプション:
・軽量フライホイールキット使用・・・\42,000
・シフトシャフトシール交換+ミッションオーバーホール・・・\42,000

■エンジンマウント交換
\26,250(税・工賃込)
 アクセルのオンオフ時にダイレクト感がなく、クルマの挙動がギクシャクする、とか前後のスナッチングが大きいなどの症状が気になる方にはエンジンマウント交換がオススメです。

 マウント本体はゴム製の部品ですので、熱や経年変化により新品とは比較にならないぐらい変形・ひび割れをおこしています。ひどいものではちぎれてしまっているケースも少なくありません。

 交換すれば、アクセルのオンオフ時のエンジンの動き(特に前後方向)が大幅に抑制されるので、アクセルと車体の挙動の一体感が増し、よりリニアな動きになります。不快な振動も抑えられることもあります。

●推奨交換時期:現車の状況にもよりますが5-7万km程度
●交換部品:純正エンジンアッパーマウント・純正エンジンロアーマウント・バッファー・フィッティングボルト
■エアコンリキッドタンク交換
\84,000(税・工賃込)
 エアコンのリキッドタンクとは回路内のゴミや水分をコンプレッサーにまわらない様に除去している消耗品。

 詰まって機能不全な状態で放置して置くと コンプレッサー本体の不具合に直結してしまう重要な部品です。

 このメニューではゴミや水分の影響を受け易いエキパンも同時に交換します。

●推奨交換時期:現車の状況にもよりますが5-7万km程度
●交換部品:エアコンリキッドタンク・エキパン・Oリング・エアコンガス・添加剤

■これも効果アリ!

●インジェクタークリーナー・・・\31,500(税込)
 エンジンにガソリンを供給するインジェクター(特にノズル)が汚れてくると、エンジンが要求する適正量のガソリン供給ができなくなり、パワーやレスポンスの低下を招きます。ぜひクリーニングして、本来のパワー、レスポンスを復活させましょう。結構、人気です。
 
●ホイールバランス・・・\2,100/本(税込)
 当社では専用アタッチメント付きバランサーをご用意しています。センターホール無しの純正ホイールでも正確なホイールバランスが取れます。バランスウエイトもコダワリの内側貼りで見た目にも配慮しています。我慢して乗っている方、ご利用ください。

※これら以外でも、おクルマの状態に合わせた、適切なメンテナンス・修理が可能です。まずは、現状把握が大事ですので、お気軽にご相談ください。 


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