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雨ニモマケズ、風ニモマケズにあなたの愛車は日々、頑張っています。そんな愛車をあなたはほったらかしにしていませんか?
メカは苦手、という方でも簡単に点検できる箇所をSSがこっそりお教えします。月に一度くらいは是非、ご自分の目で確認してみてください。 |
汚れは消耗品であるブレーキローター&パッドのダスト。
ローターをパッドが挟み込むことで生じる摩擦抵抗でクルマは止まるわけですから、徐々にパッドが減ると共にローターを削っていきます。このとき発生するダストが多いようなら、ローター&パッドが相応に磨耗していると考えていいでしょう。
走行条件にもよりますが、パッドは2〜3万km、パッド交換2回目にはローターも交換しましょう。 |
年間の走行距離(月平均1,000km程度が標準といわれています)が多い人は特に山、少ない人は特にヒビ割れをチェック。
スリップサインの出たタイヤで走る、なんていうのは論外ですし、山があっても硬化したタイヤでは乗り心地も悪いだけでなく、本来の性能も発揮しません。
また、タイヤのエア圧のチェックは基本中の基本です。最後にクルマを支えているのは4本のタイヤだということを忘れないで下さい。
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高速巡航頻度の高いヨーロッパ車は、浮き防止のためにワイパーのフロントガラスへの着圧が高いです。したがって、ワイパーの劣化も意外に早く進みます。
ワイパーの拭き残しが目立ってきたり、ワイパーブレードの両端が切れかかっていたら、早めに交換しましょう。
年に1回は交換してもおかしくはないです。
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ヘッドライトは片目になればわかるし、ウィンカーも球が切れると点滅が速くなるのでわかりやすいですが、ブレーキランプを筆頭にリアのランプ類は、たまたま知り合いが後ろにいて教えてもらった、という方が大半。
たまには意識してチェックしないと「オカマ」なんて事に!恐いですよ。
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まず、「パッ」と見てホコリだらけになってないですか?ホコリだらけということは、久しくオイルも交換していないのでは?まずはオイルの量と汚れをチェック。
比較的、簡単に点検できる油脂類は「エンジンオイル」、「ブレーキオイル」、「クーラント(熱いと危険!)」。大体、写真の様にゲージや目盛が付いています。
「ATオイル(フルード、クルマによってはゲージのないものもアリ)」はちょっとわかりにくいかも。
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エンジンオイルレベルゲージ |
アイドル後、液面が切り欠きの間にあればOK |
ブレーキオイルの液面はMAXとLOWER目盛の間。 |
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近くに警告表示。 |
冷却水の液面もMAXとLOWER目盛の間。 |
こちらも近くに警告表示。 |
花粉症の方は特に注意。今のクルマには外気導入経路にフィルターが備わっているものが多く、「ポーレンフィルター」とか「キャビンフィルター」とか呼ばれています。プジョーでも206、307、406等には標準装備。他の車種でも純正オプションとして設定されているものもあります。
今年は花粉が例年の50倍とか。用心に越したことはありませんので、早めの点検・交換をオススメします。走行中のくしゃみって、結構、恐いですよ! |
バッテリーを最後に交換したのはいつ頃でした?買ってから一度も交換していない、という方もいらっしゃるのでは?一般的なバッテリーの場合、使用条件にもよりますが、使用期間が2年を超えていたらいつでも交換時期です。
欧州車用バッテリーの多くは予兆もなく、ある日、突然お亡くなりになります。いったんアガってしまうと、容量の小さい国産車用バッテリーでは再始動もままならないこともあります。
オイルと違い、交換時期の少ないバッテリーは使いっぱなし、という方が大半です。メンテナンスフリー、の言葉に泣かされた人、「そろそろ換えなきゃ」って頃に泣かされた人って結構、大勢いらっしゃいます。
点検時には状態を確認してもらいましょう。
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以上のたったの7項目!それでもやっぱり自分では・・・という方や、1つでも不安のある方は、遠慮なくSSへお越し下さい。スタッフが優しく対応いたします。
また、ディーラー以外の中古車販売店で購入されたクルマで状態がわからない等、点検・整備・修理・車検も歓迎いたします。
次回は「オリジナルのコンディションって覚えて(知って)いますか?」あたりをテーマにお話したいと思います。
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